« September 2007 | メイン | November 2007 »

October 29, 2007

信頼

 先日テレビで教育に関して「責任」をテ-マにさまざまな討論をしている中で、子どもたちが語っている場面を見た。子どもたちは、親や先生、友だちなど知っている人、つまり間の前に実在している人は信用できないから、いざという時悩みとかはいえないというのだ。それより、ブログなどで悩みを打ち明けて、それに対して親身になって答えてくれる見知らぬ人のほうがよっぽど信用できると。さらに、結局は問題があったら自分で何とかするしかないといいきった。親友なんて作ったら、いつも一緒にいなきゃいけないから、めんどうだという子もいた。
 人とかかわるということを知らない。信頼できる人との出会いがないということ、これが今の社会の現実なのだと思った。これは結局、親の世代もまた、信頼する人との出会いがなく生きている人たちが多いということになる。
 
 その翌日、秋晴れの紅葉のなか上越教育大学附属小学校のポプラ祭に行った。子どもたちの表情の明るさがまぶしいくらいである。どの学年の歌も演奏も、生き生きといていて、こちらの気持ちもうきうきしてくる。この子たちは、どう答えるのだろう。やはりおとなを信じられないのだろうか・・。
 「江谷先生が憧れ。だからピアノを習いたい」そういって友人の智恵子ちゃんの所にレッスンにいくようなった兄弟の話を聞いて、やっぱりと思った。この小学校の子たちは、いつも音楽を全身で表現する。ひとりひとりがしっかりうけとめられ、認められいる。そういう積み重ねの表れなのだ。
 ポプラ祭の発表に先生の存在はまったくない。すべてが子どもたちにゆだねられ、みごとに運営されていた。子どもたちが何より楽しんでいた。音楽専科の江谷先生はというと、いつも満面の笑顔で精一杯の拍手をしていたのである。

投稿者 yumi_kitajima : 06:31 AM | コメント (0)

October 25, 2007

誕生日

 今更誕生日なんて・・そう思いつつも思いがけないメ-ルがきたり、祝ってもらったりすると、うれしいものである。ステップ3のSちゃんと私はなんと一日違いの誕生日だった。
レッスンの最後にみんなで♪Happy Birthdayを歌った。
 空がどこまでも青く気持ちのよい一日だった。私の生まれた日はどんな日だったんだろうな。

投稿者 yumi_kitajima : 05:57 AM | コメント (0)

October 24, 2007

睡魔

 夜とにかく眠くて起きていられない。10時過ぎに布団に入る。でも悲しいかな、4時間睡眠が身体になじんでいて、はっと目を覚ますと2時だったりする。午前中に仕事が入っていないとき、「よし、寝よう!」と決意する。でも洗濯を干して、いろいろやっていると、やらなければいけないことがたくさんあることに気づく。
 子どもたちに、少し先のこと見通してやりなさい なんて言っている私がいる。そりゃ無理ってもんだ。私が今のことにおわれ、かろうじてぎりぎりセ-フの生活しているんだから。
 今日も次女は電車一本乗り遅れて、ぶつぶつ言いながらでていった。私は・・・やることはいっぱい、やりたいこともいっぱい。でもやっぱり寝たいのだ。

投稿者 yumi_kitajima : 07:05 AM | コメント (0)

October 17, 2007

H君とA君

 ステップ5の二人のレッスンがあった。H君のお母さんはタイ出身 A君のお母さんは韓国出身で、年に数回帰国のためレッスンをお休みすることがあるが、二人ともほとんど休まずレッスンにやってくる。このところ、なかなかこちらの願うようなレッスンになっていかず、困っていたのだが、今日は競い合う場面も見受けられてこちらの方が驚いた。H君もA君もリトミックのほかにもさまざまな習いごとに通っているようで、どちらのお国でも教育に対する関心が高いことがうかがわれる。
 二人が大きくなったときに、心のどこかに思い出すようなシ-ンとしてこのレッスンが残っていてくれるだろうか。少し生意気になってきて反抗しながらも、帰るときすっかり暗くなった外が怖いと、しっかり私の手を握ってきた様子に、微笑まずにはいられなかった。

投稿者 yumi_kitajima : 10:22 PM | コメント (0)

October 14, 2007

教養部講演会終了

 中垣寿彦先生の講演会が、授業参観のあと行われた。本当のところ何人来てくれるのか心配で仕方なかった。中垣先生には「たくさん集めますから!」なんて豪語しておいたくせに、反応がまったく分からなかったから。たくさんの人で会場がいっぱいになってほっとした。

 講演はやはりすばらしかった。どんな集団に対しても、一瞬にして心をつかんでしまう先生のお力は、やはりその人格からくるのだと思う。お会いしたとたん、ほっとする。思わず笑顔になる。だから先生のことばを一生懸命聴きたくなる。

 先生の講演の内容のどれだけを親たちは家に持ち帰ったかは分からない。でもSちゃんのお母さんが、学校にいけないSちゃんに対して自分はしていはいけないことばかりしていたことに気づき、中垣先生の所に一緒に連れて言って欲しいといってきた。お母さんが変わろうとしたとき、きっと子どもは変わるのだと思う。

 リトミックもまったく同じだけれど、効率ばかり優先していて大切な体験を後回しにしていたら、そのつけは必ず子どもの心にふりかかってくる。『主体的自己決定性』は、もしかしたら親の相当の覚悟なしでは育たないのではないか。それほどに、親は過干渉であることになかなか気づかない。
 子どもの姿をちゃん見る。子どもの声をちゃんと聴く。そしてそのままを認める。簡単そうでできない親の姿である。

 中垣先生、ご多忙な中、すばらしい講演をありがとうございました。

投稿者 yumi_kitajima : 07:07 AM | コメント (0)

むつみ幼稚園

 新潟県十日町にあるむつみ幼稚園で行われた、リトミック講習会に行ってきた。講師は石田保代先生。
 117号線をひたすら車を走らせ、たっぷり2時間かけてたどり着いた。

 今年度より近くの保育園が統合されたという。2歳児20分 そのあと年少 年中 年長のクラスが各30分ずつ。子どもたちの集中は途切れることがなかった。先生のお話を聴く様子、目をいっせいに向けじっと見つめる表情。「いいなあ」そう思った。

リトミックそのものはそれをする空気をどうつくっていくかにかかっていると思う。農家が作物をつくる前に土作りをするのと一緒だ。私もゆっくり時間をかけてそれをしなければ・・・と思った。目先の効果、たとえば元気に走ったり歩いたり、ジャンプすること、リズム唱することに終始しがちだが、じっと耳を澄ます、先生のかすかな声にも聞き耳をたてることはこつこつと継続していかなければなかなかできていかない。

石田先生と子どもたちが作り出す雰囲気のなかに、日々の先生方の地道な継続の姿をうかがい知った。

私自身の大きな目標と、自分にできていない地道な努力の積み重ねについてまた考えさせられた。また来年も必ず行きます!

投稿者 yumi_kitajima : 06:45 AM | コメント (0)

October 11, 2007

石田先生をおまねきして

 午前中S保育園でのリトミック、午後は先生方との話し合いと希望者による即興講座を行った。休むまもなくこなしていただき本当にありがとうございました。
 S保育園の先生方の熱意にこたえられる自分でいたいと思う。どういうリトミックを提供して行くのか、思い知った気がした。私が全部さらけ出して行くことしかできないけれど・・。
 午後の即興講座は、いつも事務を的確にこなす、ちかちゃんが不在で初めてすべてお任せしている自分に気づき深く反省。二つ返事でお手伝いしてくださった皆さん ありがとうございました。

 ことばに頼らず伝わって欲しいこと、伝えなければいけないこと、それをかみしめてまた今日から仕切りなおし。

投稿者 yumi_kitajima : 06:46 AM | コメント (0)

October 08, 2007

月例会

 第五回のリトミック月例会が終わりました。うれしいことがたくさんありました。初級のティ-チングを終えて受講生のお一人が、「今までリトミックを取り入れた授業の指導案を考えようとすると、リズムとかメロディ-とか音楽的なところばかり気にしていたのですが、今日講義を受けていてもしかしたら生活全部って言うか、そういうことから発想するみたいな感じに思えてきて、ぐ-っと広がったんですけどいいのでしょうか?」との質問を受けました。正直うれしかったです。
 人間が五感や筋肉を使って経験するすべてのことからリトミックは始まり、さまざまな枝に広がっていきます。そのことを感じ取ってくださったこと 感謝です。
 秋のにおい、空気の色、風の音、さまざまな気配・・・それを受け取り、感じる身体があって始めてのびのびとした表現につながります。子どもたちに豊かな体験をしてもらいたい、そしてそれを自分らしく表現して欲しい、リトミックはそういう人間に育っていって欲しいがための人間教育だと思っています。

 それから、幼稚園でリトミックの研究授業をしたいとおもっているS先生、今の仕事をやめてもいいから、リトミックを頑張ってやりなさいといってくださったTさんのだんなさんのこと、自分に少し自信がもてるようになったT先生などなど たくさんの受講生が声をかけてくれました。本当に心からうれしいです。
 「リトミックっていいですね」 そう思って子どもたちに接してくれる人が少しずつふえている実感を持ちました。私自身 次へのエネルギ-をもらった気がしました。

投稿者 yumi_kitajima : 09:21 PM | コメント (0)

October 02, 2007

中垣先生講座から

 「ストレスとリラクセ-ション」より
  愛するということに関して。愛するということは、相手にそのままでいてもらうこと。~このことに関して、しなのキャンパスでお母さん方と話していて分かったことがあった。それは、今私たちは多くの場合、知らず知らずのうちに見返りを求めてしまっているということ。自分の子どもに対しても、もともと母の愛は無償のはずだった。でもどこかで、これだけあなたに尽くしている私のことを、なぜ分からないの?と思う部分があるかのではないか。子どもをまてない、世話を焼かずにいられないその根底に、いつも見返りを求める自分がいる。あなたがいてくれるだけでいい そんな母性をもう一度思い出したい。
 来週13日午後3時より中垣先生の念願の講演会である。

投稿者 yumi_kitajima : 03:38 PM | コメント (0)